海と魚のニュース
世界一深い室内プールでディープダイビングを!
なんと水深が35mもある室内のプールがドイツのブリュッセルにある。2004年に約5億円をかけて「Nemo33」と言うプールが建設された。
水温は常に30℃以上に保たれているので、ウェットスーツを使わなくてもダイビングを楽しむことが出来る。また、使用する水はフィルターを通した水のみを使用して塩素を一切使っていない。
壁面には、横穴がいくつかあり、洞窟をダイビングしているイメージで、その中に入っていくことができ、洞窟探検や地形ダイビングに興味がある人には嬉しい施設だ。
PADIのアドヴァンス・ライセンスを取るにはディープダイビング(18m以上)をマスターしなければならないが、ここなら簡単に、かつ安全にトレーニングができる。
ここ「Nemo33」でスキューバダイビングするには、12歳以上でスキューバダイビングライセンスを所有していればOKです。ブルーホールに行く前にここでトレーニングと言うのもいいかも。
でも、ドイツのブリュッセルはちょっと遠いか。。。(#^.^#)
小型水中トランシーバーを山形カシオが販売!
あのG-SHOCKで有名なカシオが水中で会話化できる小型トランシーバーLogosease(ロゴシーズ)を発売した。
今まで光を利用した水中での会話を可能にした試作器はありましたが、テスト用や業務用で数十万円や100万円超えのもので我々レジャーダイバーには身近なものではなかった。
山形カシオの「Logosease(ロゴシーズ)LGS-RG004」は水中マスクのストラップに装着し、レギュレータを加えたままで水中で会話ができる超音波を利用した小型無線機だ。
マイクとスピーカーは骨伝導方式を採用しており、耳たぶのちょっと顔よりの"骨"にフィットするようにあてがう。
ロゴシーズは「トランシーバー」なので、受信モードと送信モードがあり、電話のような同時双方向の会話はできない。
ロゴシーズ本体を指で軽くたたくとモードが切り替わり、「ピ・ポッ」(受信→送信)、「ピ・ポポポッ」(送信→受信)という音で知らせてくれる。
超音波は直進性が高く、ロゴシーズ前面の丸いアンテナが送受信を行っているため、会話する相手と正面で向き合う位置関係がもっとも感度が高い。
見通しが良く好条件の海中なら、だいたい数十メートルは音声が届くそうだ(水温や水圧、潮の流れにも影響を受ける)。
防水性能:水深55m(潜水40mまでのレジャーダイビング向け)
内蔵バッテリ:連続使用時間は約3時間
モード表示:本体LED(受信モード:黄色、送信モード:ピンク)
メーカー希望小売価格は62,790円(税込み)
ダイビングスクールでは今まで筆談やハンドシグナルで伝えていたのが、音声で会話できることは初心者などの指導には大いに役立つことでしょうし、初心者や体験ダイバーにとってもパニックにならない安心して指導を受けることができる力強い味方になるでしょう。
これからのダイビングスクールには必須のアイテムといえるかも。
あまちゃんロケ地でスキューバ体験
じぇじぇじぇ!で大人気のNHK朝ドラ「あまちゃん」のロケ地・岩手県立種市高校で8月3日、4日種市高校の海洋開発科潜水実習プールで、中学生以上を対象にしたスキューバダイビング体験講座が開かれました。
同校は「あまちゃん」のロケ地であり、参加者は「以前から興味があり、ドラマに背中を押された」と言っていました。
約10人の参加者はシュノーケルとフィンをつけたスキンダイビングで水になれたあと、空気タンクを背負って本格的な潜水に挑戦し、推進5メートルまで潜るなど、基礎トレーニングを行った。
尚、体験講座は8月10日、11日も行います。
沖縄美ら海水族館が今年も銀座にやって来る!
銀座 ソニービルは7月19日(金)~9月1日(日)まで、沖縄美ら海水族館の監修のもと、ソニービル全館で「46th Sony Aquarium」を今年も開催します。ソニービル屋外のイベントスペース「ソニースクエア」に14トンの大型水槽が登場し、本物の魚たちが泳ぐ姿は毎年銀座を行き交う人たちの目を奪っています。
8階コミュニケーションゾーン OPUS(オーパス)では、ソニーのCineAlta(シネアルタ)4Kカメラ「F65」とレンズ交換式デジタル一眼カメラ“α99”を使って撮影した、自然豊かな沖縄「美ら島」「美ら海」を4K映像で見ることができます。
要はソニーの最先端の技術を使って極彩色の沖縄の輝く色と音が織り成す世界を、臨場感たっぷりに再現するということです!
またソニーショールームでは、夏休みの自由研究にも役立つ「美ら海 カラフル・ワンダーランド」を開設し、ソニー製品を使って海の生き物たちの生態を楽しみながら体験できるのです。また、ソニービル内の各レストランで沖縄気分を楽しめるメニューもあるそうで、臨床感あふれる音と映像、そして食、まさに沖縄家銀座に来た感じです。
期間 : 2013年7月19日(金)~9月1日(日) 45日間 ※入場・体験無料
時間 : 11:00~19:00 ※屋外、1階 エントランスホールに設置する大水槽は23:00までご覧いただけます。
会場 : 東京・銀座 ソニービル 〒104-0061 東京都中央区銀座5-3-1
・銀座に14トン大型水槽が出現!サメやウツボ・・・沖縄「美ら海」の人気者がやってくる!
・「美ら島」「美ら海」の生き物と自然が目の前に!
200インチのスクリーンでまるで現地にいるような迫力を実感!
・自由研究にもぴったり!「美ら海 カラフル・ワンダーランド」で生き物の‘フシギ’を学ぼう!
・沖縄の名産を使ったカレーや地ビール・泡盛、アイスなどのデザートも楽しめる!地元の味覚を満喫しよう!
※このほか、沖縄気分を満喫できる各種イベントを開催します。詳細はここをご覧下さい。
約2500人が一斉にダイビング!ギネス記録達成
なんとも凄いことをやってくれました。インドネシアで2009年8月17日、2486人のダイバーが一斉にスキューバダイビングをしてギネス世界新記録を達成しました。
北スラウェシ州のマドナで行われました。今までの記録はモルディブで2006年に達成された958人ですから、この凄さがわかるでしょう。
静岡の先生も救命“夏期講習受講”!
静岡と言えば、関東圏のダイバースポットのメッカですね。その静岡の新任教師を対象にした「「防災安全教育新任研修会」が7日、静岡市葵区の市中央体育館で開かれました。“夏期講習”と言うと生徒が受けるのが普通ですが、この講習は先生が受講するものでした。
震災などの緊急時に備えて、県内の私学に勤める42人の教師が、負傷者の救命対処法を市消防防災局の職員から学びました。
NEWSの山下智久、旧友サポートのためスキューバ挑戦!
アイドルグループNEWSの山下智久さんが、幼なじみのサポートのためにスキューバダイビングのライセンスを取ることになりました。
その幼なじみは渡邉秀人さんと言い、高校3年の時に不慮の事故で手足が不自由になり車いす生活を送っています。
このたび渡邉さんが水中撮影に挑戦することを山下さんが聞きサポートすることを決意し、スキューバダイビングに挑戦しライセンスを取得しました。
山下さんは「空白の時間を取り戻すことができたし、友情も深まった。2人にとって忘れられない最高の思い出になった」とコメントを寄せました。
この様子は8月29、30日に放送される日テレ24時間テレビで放送される予定になっています。
「大きくなって会おうね」 美ら海水族館、ウミガメを放流
ダイバーにとても人気なウミガメ!ゆったりと愛らしく泳ぐ姿は、何ともかわいらしい!!そんなウミガメも数が減ってなかなかお目にかかれない。
海洋博覧会記念公園では、ウミガメの子どもを海へ帰す放流会が行われ150匹ほどのウミガメの子供を放流し、大きく成長して、卵をうみに来てくれることを祈っていました。
(7月16日10時35分配信 琉球新報)
【本部】海洋博覧会記念公園は12日、ウミガメの子どもを海へ帰す放流会を本部町のエメラルドビーチで開催した。県内各地から抽選で選ばれた親子や名桜大学の留学生ら約150人が参加し、「大きくなって会おうね」とウミガメ148匹を放流した。
放流したウミガメは昨年の夏に美ら海水族館で生まれ、1年間水族館が育てたアカウミガメ103匹とアオウミガメ45匹。海洋博覧会記念公園管理財団の冨田祐次理事長は「放たれたカメが黒潮に乗って育ち、大きくなってまた沖縄の海に戻って会えることを期待したい」とあいさつ。留学生や沖縄国際センター研修員が自国の言葉でウミガメの呼び名を紹介した。
放流されるカメの前脚には追跡調査用の標識が取り付けられ、過去、水族館が放したアカウミガメが米国のサンディエゴ沖やメキシコのサン・カルロス沖で発見されている。参加者はウミガメの扱い方を学んだ後、放流に挑戦。那覇市から家族4人で参加した根岸岳央(たけお)君(10)は「初めて触ったけれど、カメは重かった」と感想を述べ、姉の恭子さん(11)は「きっと沖縄に帰ってくる。また会いたい」と再会に期待した。
夏季限定で天空(そら)の水族館と環境問題を考える 六本木ヒルズ
夏休みは六本木ヒルズの天空の水族館・アクアリウムで熱帯魚や水草、珊瑚などの美しい水中世界がお勧めです。
珊瑚の養殖に挑戦する「コーラル・ファーム・プロジェクト」も展開予定なので、ダイバーは見てほしいものです。
(2008年6月17日住宅新報社)
森ビルが運営する六本木ヒルズ東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)は7月18日から9月15日(予定)まで、夏季限定イベントとして、天空(そら)の水族館「スカイ アクアリウム2 with ペリエカフェ」を開催する。
自然や生物の美しさを通して、身の回りの環境に目を向けるきっかけを提供することが目的。アクアリウムとは、熱帯魚や水草、珊瑚、岩などを用いて水槽の中に美しい水中世界を作り出すこと。
さらに、環境問題に着目した試みとして、森タワー屋上のスカイデッキで、珊瑚の養殖に挑戦する「コーラル・ファーム・プロジェクト」も展開予定。
料金は、一般が2,000円、高校・大学生が1,500円、4歳から中学生が700円(東京シティビュー入館料含む)。
「地元の魚」360種紹介 かごしま水族館が図鑑出版
いおワールドかごしま水族館の職員が9年かけ、定置網漁を手伝いながら調査活動をして、「地元の魚」にこだわった図鑑を完成させました。魚の呼び名も漁協によって異なるところも載せているところは大変面白いですね。
ダイバーならずとも、1冊はほしいものです。
( 2008年6月13日(金)10:30西日本新聞朝刊)
いおワールドかごしま水族館(鹿児島市本港新町)が、県本土周辺などに生息する魚を紹介した図鑑「鹿児島の定置網の魚たち」を出版した。登場する魚は、サメなどの大きな魚から、トビウオやキビナゴなど身近なものまで360種類。同館の職員が9年かけ、定置網漁の漁業者を訪れて調査を行い、「地元の魚」にこだわった図鑑が完成した。
調査を始めたのは1999年。きっかけは、97年の開館前に経験した2匹のジンベエザメの死だった。定置網漁では魚を生かしたまま、いけすに移したりすることから「その方法について漁師たちの知恵を借りなければと思った」と荻野洸太郎館長(61)。
10人ほどの職員は、定期的に志布志湾や南薩地区、種子島などの定置網漁船に乗船し、網の引き上げを手伝いながら、水族館に展示する魚や写真を収集。同時に漁業者から話を聞き、情報を集めた。その結果を図鑑にまとめた。
調査では、漁協によって魚の呼び方が異なることも明らかに。例えば、イシダイは下甑島では「クサネイオ」、種子島では「ヒサ」という名前で漁業者の間では呼ばれており、図鑑では地方名も紹介している。荻野館長は「漁師とのつながりができたことは大きな収穫。今後の展示にも生かしていきたい」と話している。
図鑑はA5判、225ページ。価格は2000円。同館=099(226)2233。
海遊館にイトマキエイが仲間入り 世界の水族館で初
ダイバーにもとても人気なイトマキエイが大阪の「海遊館」に展示されました。優雅に羽ばたくように泳ぐ姿は何とも癒されます。
(2008.06.03 Asahi.comより)
大阪市港区の海遊館に、今月から世界の水族館で初めてイトマキエイが仲間入りした。頭に2本の角のように糸巻き状のヒレを突き出しながら、羽ばたくようにゆっくりと優雅に泳ぐ姿が人気を集めている。
メスで体の幅と長さはともに約2.2メートル。南日本から東シナ海、南シナ海、ハワイにかけて生息する希少種という。今年1月、高知県土佐清水市の定置網にかかったこのエイの餌付けに、同館の研究所が成功した。
オーストラリア沖で19時間漂流カップル、遭難体験「でっち上げ」と非難の声
あの有名であこがれのダイビングポイント;グレートバリアリーフでダイバーの遭難事故がありました。
ダイビング後浮上したところボートから200メートル離れていて、ボートの乗組員は二人に気付かず、一昼夜さまよい19時間後に数キロ離れたところで救出されたそうです。
しかし、遭難事件をでっち上げたなどと非難が上がり、捜索費用も支払えべきだなどの声が上がっているそうです。
確かに、なぜ遭難になったかを詳しく知りたいですね。インストラクターとの距離は?シグナルフロートは持っていないの?笛は?などなどと遭難を予防することはできなかったのだろうか。。。。。
尚、写真は、レモンザメにエサをやるダイバーの写真ですが、この辺は鮫が多いそうです。でも、餌付けはいけませんよね。。。(^_^;)
志摩自然学校3周年でシーカヤック・ヨット・ダイビング体験
2005年に志摩自然学校が設立され、シーカヤックやスキューバダイビングなどを体験できる。参加は誰でもOKで、家族や友人グループが多いとのこと。
伊勢志摩の自然豊かな海を満喫できるプログラムが目白押しにあるので、ぜひ参加してみたいですね。。。
授業にダイビング導入、単位認定も検討 松崎高
ダイバーに人気スポットの一つの西伊豆の松崎高校では授業にスキューバダイビングを取り入れることになりました。きれいな海に恵まれた環境の中、自分たちが住む地域をより詳しく知ることはとてもいいことと思います。
東北の学校でスキーが授業に取り入れられるのと同じように、目の前に広がる素晴らしい海を放っておくのは、あまりにももったいないことと思っていました。
しかし、スキューバダイビングは、器材も高価だし、教師がスキューバダイビングの指導者を担うことは、人数の問題など、なかなか実現しずらかったことと思います。
「生きた化石」のシーラカンス!葛西臨海水族園
「生きた化石」で有名なシーラカンスの貴重な標本が、葛西臨海水族園で展示されます!
期間 2008年3月8日(土)~3月23日(日)
会場 葛西臨海水族園本館2階レクチャールーム
シーラカンスはコモロ諸島近海で多く見つかっていますが、1997年、インドネシアのスラウェシ島沖で2番目の種が発見されました。
コモロ諸島周辺の種は Latimeria chalumnae(和名:シーラカンス)、スラウェシ島の種は Latimeria menadoensis(和名:インドネシアシーラカンス)といいます。