小型水中トランシーバーを山形カシオが販売!
あのG-SHOCKで有名なカシオが水中で会話化できる小型トランシーバーLogosease(ロゴシーズ)を発売した。
今まで光を利用した水中での会話を可能にした試作器はありましたが、テスト用や業務用で数十万円や100万円超えのもので我々レジャーダイバーには身近なものではなかった。
山形カシオの「Logosease(ロゴシーズ)LGS-RG004」は水中マスクのストラップに装着し、レギュレータを加えたままで水中で会話ができる超音波を利用した小型無線機だ。
マイクとスピーカーは骨伝導方式を採用しており、耳たぶのちょっと顔よりの"骨"にフィットするようにあてがう。
ロゴシーズは「トランシーバー」なので、受信モードと送信モードがあり、電話のような同時双方向の会話はできない。
ロゴシーズ本体を指で軽くたたくとモードが切り替わり、「ピ・ポッ」(受信→送信)、「ピ・ポポポッ」(送信→受信)という音で知らせてくれる。
超音波は直進性が高く、ロゴシーズ前面の丸いアンテナが送受信を行っているため、会話する相手と正面で向き合う位置関係がもっとも感度が高い。
見通しが良く好条件の海中なら、だいたい数十メートルは音声が届くそうだ(水温や水圧、潮の流れにも影響を受ける)。
防水性能:水深55m(潜水40mまでのレジャーダイビング向け)
内蔵バッテリ:連続使用時間は約3時間
モード表示:本体LED(受信モード:黄色、送信モード:ピンク)
メーカー希望小売価格は62,790円(税込み)
ダイビングスクールでは今まで筆談やハンドシグナルで伝えていたのが、音声で会話できることは初心者などの指導には大いに役立つことでしょうし、初心者や体験ダイバーにとってもパニックにならない安心して指導を受けることができる力強い味方になるでしょう。
これからのダイビングスクールには必須のアイテムといえるかも。
トラックバック
トラックバックURL:
http://www.hls-j2006.com/mt/mt-tb.cgi/1008