オーストラリア沖で19時間漂流カップル、遭難体験「でっち上げ」と非難の声
あの有名であこがれのダイビングポイント;グレートバリアリーフでダイバーの遭難事故がありました。
ダイビング後浮上したところボートから200メートル離れていて、ボートの乗組員は二人に気付かず、一昼夜さまよい19時間後に数キロ離れたところで救出されたそうです。
しかし、遭難事件をでっち上げたなどと非難が上がり、捜索費用も支払えべきだなどの声が上がっているそうです。
確かに、なぜ遭難になったかを詳しく知りたいですね。インストラクターとの距離は?シグナルフロートは持っていないの?笛は?などなどと遭難を予防することはできなかったのだろうか。。。。。
尚、写真は、レモンザメにエサをやるダイバーの写真ですが、この辺は鮫が多いそうです。でも、餌付けはいけませんよね。。。(^_^;)
(2008年05月27日 19:16 発信地:シドニー/オーストラリア AFP BBNewsより)
【5月27日 AFP】サメが生息するオーストラリア沖で救出されるまで19時間も漂流していたカップルが、遭難体験をでっち上げているとの非難の声に「深く傷ついた」と訴えている。
この男女は英国人のリチャード・ニーリーさん(38)と米国人アリソン・ダルトンさん(40)で、23日にグレートバリアリーフでスキューバダイビングを楽しんでいるうち、ダイビングボートから遠く離れてしまい、行方がわからなくなった。
空と海から必死の捜索活動が行われた結果、19時間後の翌朝になって、最後に姿を目撃された地点から数キロ離れた海上に漂流しているところを救出された。
豊富なダイビング経験を持つという2人は、ダイビング後にボートから200メートル離れた地点で浮上したが、乗組員は2人の姿を確認できず助けを求める叫び声も届かなかったという。
ニーリーさんとダルトンさんがこうした話を英大衆紙「サンデー・ミラー」に語ったことを豪メディアが報じると、2人は救援隊に捜索費用を払うべきだとの声が高まった。さらに、実際はボートからもっと遠い地点に浮上した、安全基準を無視してダイビングを行っていたなど、遭難体験を「でっち上げ」と非難する声も出てきた。
こうした疑念に対し、ニーリーさんは豪民放テレビ局「ナイン・ネットワーク」のインタビューに応じ、「インストラクターの指示に耳を貸さず無謀なダイビングをしていたとか、話しをでっち上げたかのように言われるのは、とてもつらい」と述べ、疑惑を否定した。
一方、クイーンズランド州のアナ・ブライ州首相も、「2人が遭難体験を語ることで利益を得るのなら、(捜索費用の)負担は不自然ではない」と述べ、捜索に出動したヘリコプター7機、航空機3機、ボート6隻分の費用をニーリーさんらに支払ってもらう考えに前向きな姿勢を見せた。(c)AFP
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