「大きくなって会おうね」 美ら海水族館、ウミガメを放流

ダイバーにとても人気なウミガメ!ゆったりと愛らしく泳ぐ姿は、何ともかわいらしい!!そんなウミガメも数が減ってなかなかお目にかかれない。

海洋博覧会記念公園では、ウミガメの子どもを海へ帰す放流会が行われ150匹ほどのウミガメの子供を放流し、大きく成長して、卵をうみに来てくれることを祈っていました。

(7月16日10時35分配信 琉球新報)

20080716okinawa_umigame.jpg 美ら海水族館 ウミガメ放流【本部】海洋博覧会記念公園は12日、ウミガメの子どもを海へ帰す放流会を本部町のエメラルドビーチで開催した。県内各地から抽選で選ばれた親子や名桜大学の留学生ら約150人が参加し、「大きくなって会おうね」とウミガメ148匹を放流した。

 放流したウミガメは昨年の夏に美ら海水族館で生まれ、1年間水族館が育てたアカウミガメ103匹とアオウミガメ45匹。海洋博覧会記念公園管理財団の冨田祐次理事長は「放たれたカメが黒潮に乗って育ち、大きくなってまた沖縄の海に戻って会えることを期待したい」とあいさつ。留学生や沖縄国際センター研修員が自国の言葉でウミガメの呼び名を紹介した。

 放流されるカメの前脚には追跡調査用の標識が取り付けられ、過去、水族館が放したアカウミガメが米国のサンディエゴ沖やメキシコのサン・カルロス沖で発見されている。参加者はウミガメの扱い方を学んだ後、放流に挑戦。那覇市から家族4人で参加した根岸岳央(たけお)君(10)は「初めて触ったけれど、カメは重かった」と感想を述べ、姉の恭子さん(11)は「きっと沖縄に帰ってくる。また会いたい」と再会に期待した。

 

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