サンゴと地球環境保全
「種の絶滅2050年までに阻止」日本が世界目標
鳩山首相になって、国連首脳会議で温室効果ガスを25%削減すると表明すると同時に、途上国に日本の省エネ技術や資金を積極的に提供する「鳩山イニシアチブ」を提唱したことで、世界各国から日本は高い評価を受けました。
現在、中国はカーボンガス排出国として世界一になってしまいました。これら発展途上国の環境問題を日本がイニシアチブをとって改善することは、日本の経済発展の為にはもちろん、世界の経済および環境改善のために大きく貢献することでしょう。
ダイバー規制でサンゴを守れ! エコツーリズム推進法の全国初の適用
沖縄の慶良間でエコツーリズム推進法により2010年4月よりダイバーの立ち入りが現状の半数に制限されることになりそうです。
ご存知のように慶良間諸島は世界有数のサンゴを誇るダイビングポイントですが、オニヒトデの食害などで激減したサンゴ礁を、ダイバーによる傷つけ被害が後を絶たない状況です。
美波、白化サンゴに「心が痛くなった」
今年は「国際サンゴ礁年・2008」ということで、田中律子さんをはじめいろいろな方が、活動されて、サンゴ礁の保存や、地球環境問題を語っています。
NHK総合では沖縄・石垣島を舞台にサンゴの白化をテーマに環境問題を訴えるドラマ「僕の島/彼女のサンゴ」を6月6日 22:00から放映します。そのドラマの制作発表に出席した女優の美波さんは、4年ぶりにスキューバダイビングに挑み、ナイトダイビングも初体験しました。
美波さんは「今までのダイビングで一番印象に残りました」と沖縄の海の美しさに感動していましたが、その一方で白化したサンゴに「私自身も心が痛くなった瞬間もありました」と地球温暖化の弊害を目の当たりにし、複雑な表情も見せていました。
(2008.06.02 デイリースポーツより抜粋)
ハマサンゴ保護作戦開始!
徳島県南部の阿南海岸から8Km沖に浮かぶ牟岐(むぎ)大島は周囲8Kmの無人島です。その島の周りは様々な形をしたサンゴがミドリイシサンゴ科やハマサンゴ科など100種類以上も生息しています。もちろんサンゴのそばには、温帯域、亜熱帯、熱帯などの魚が群がっており、スキューバダイビングの人気スポットの一つです。
ここ牟岐大島の海中には、高さ約9メートル、外周約30メートルの西日本最大級の巨大ハマサンゴが生息しています。
しかし近年、水温上昇から、オニヒトデが大型化して数も増えており、サンゴが餌になるなどの影響が危惧(きぐ)されています。今年は国際サンゴ礁年にあたることから、牟岐町の貝の資料館「モラスコむぎ」が中心となり、ハマサンゴの保護作戦を開始しました。
「gooホーム PROJECT」沖縄北谷の海にサンゴ移植
gooホームでは、30人登録するたびに沖縄の海にサンゴを1株ずつ植えてくという「gooホーム PROJECT」を開始しました。
gooホームに参加した人が自分の好きなポーズのダイバーをweb上に思い思いの人サンゴを作り30人になったら1本サンゴを植え、実際の沖縄の海で自分の作ったキャラクターがサンゴになるという体験が出来ます。
楽しみながら、サンゴ移植ができると言う環境に優しいプロジェクトです。
先日、このプロジェクト発表のニュースもありましたが、アントニオ猪木が始めてウエットスーツを着て水槽を潜りサンゴの植え付けをやりました。
最後の締めは例のものをちょっといじって「イチ・ニー・サン・ゴー!」とやってました。
「gooホーム PROJECT」人でサンゴを作る「30人ヒトサンゴ企画」
・実施時期 :2007年11月28日~2008年3月31日(予定)
・目標サンゴ植付数 :10,000本
・協力 :特定非営利活動法人 アクアプラネット
会長:田中律子 理事長:金城浩二
※サンゴ植付NPO「アクアプラネット」は田中律子さんが代表を務め、理事長の金城浩二さんはサンゴ養殖事業で内閣総理大臣奨励賞を受賞するなどその活動は広く知られている方です。
(参照)gooスタッフ ブログ
マイ・サンゴ
GooホームPROJECTが11月28日にスタートしました。これは、Gooホームに参加して、沖縄の海にサンゴを10,000本植えよう!というプロジェクトで、30人参加毎にサンゴを1本植樹する運動で、参加は無料です。
早速、僕も参加して、マイ・サンゴを手に入れました。
ニックネームは僕の大好きな「うみすずめ」にしました。皆さんもぜひ参加して、地球環境保護のお手伝いとして、マイ・サンゴを手に入れてください。
画面をポインターで触るといろいろと動きが変わって面白いので、いじってやってください。そして、笛を3回押すと「GooホームPROJCTのリンクが出てきますよ。
環礁・裾礁・堡礁って何?
このテーマの意味はお分かりになりますか?
難しい漢字が並んでますが、サンゴ礁が出来ている形状により、その呼び名が変わっているのです。
・環礁(かんしょう)
中心に陸地のないリング状のサンゴ礁をいいます。マーシャル諸島やツバルなど南太平洋やインド洋の小島に、多いです。
・裾礁(きょしょう)
陸地を取り巻くようにし海岸に接しているサンゴ礁の状態をいいます。
・堡礁(ほしょう)
陸地とサンゴ礁の間に浅い海がある状態を言います。
サンゴの名称
サンゴには、いろいろな種類がありますが、その生息している場所で言い分ける総称があります。
浅い海でサンゴ礁を形成するサンゴの総称は「造礁サンゴ】と言い、一般にサンゴと言えば、この造礁サンゴを指します。また、「イシサンゴ」とも呼ばれています。
他には、水深数百メートルの海底に生息し、赤やピンクの美しい色で宝石に用いられる「宝石サンゴ」や骨格のない「ソフトコーラル」があります。(coral:コーラルはサンゴの意)
サンゴとは
サンゴとはイソギンチャクに近い動物です。触手を伸ばしてプランクトンなどを捕食し、石灰質の硬い骨格を造りながら成長していきます。
世界には約800種類ありますが、その半数以上の約420種が日本で確認されています。サンゴの石灰質が積み重なった地形に、サンゴを基盤とした生態系のある一帯をサンゴ礁と言うのです。