・セブ
セブについて
セブ島は7107もの島からなるフィリピン共和国のもっとも有名なリゾートアイランドです。
そのセブ島の中心のセブシティは、首都マニラ、ダバオにつぐフィリピン第3番目の大都市で別名” Queen City Of The South”(南部の女王都市)の名が付いています。
左図の真ん中辺の赤い部分が「セブ島」で、その真ん中あたりにあるセブシティや国際航空があるマクタン島およびその周辺の島々をセブリゾートと言っています。
左図の上部にあるルソン島が首都マニラのある島です。
下図はセブ島周辺の詳細地図です。
セブシティ、マンダウエ、セブ国際航空のあるマクタン島と中心地のラプラプ・シティにはリゾートホテルやショッピングモールなどがあります。
マクタン島のすぐ近くにある島々のオランゴ島、ヒルトゥガン島などが、主要なダイビングポイントとなります。
フェリーで行く、ボホール島やネグロス島にも有名なリゾート地とダイビングポイントが沢山あります。
なお、詳細のセブ島オリジナルMAPはこちらでご覧いただけます。
また、関連情報サイトは以下を参照ください。
フィリピン政府観光省のホームページ プレミアム・リゾート・アイランド・フィリピン
セブの基本情報
◆基本情報
・セブ島主要都市の人口
セブシティ 約72万人
マンダウェ市 約26万人
ラプラプ市 約22万人
・時差は1時間、日本より遅れています。行きの飛行機の中で1時間時間を戻しておきましょう。また、帰りの飛行機の中では1時間進めましょう。
・パスポートとビザ
パスポートは入国時に6ヶ月+滞在期間以上の有効期限があること。観光目的で21日以内の滞在であればビザは必要ありません。
またビザなしで入国し、事情によって滞在を延期する場合は現地にて取得も可能です。
万一パスポートを現地で紛失等した場合、再発給されるまで帰国できません。その再発給をスムーズにするために、パスポートのコピーとパスポート再発給用写真(縦4.5cm×横3.5cm)2枚を用意しておくと万全ですね。
・空港
セブ島の東に隣接しているマクタン島の真ん中に飛行場があります。空港での税関検査に「フィリピン出入国カードと税関申請書」が必要ですので、行きの飛行機の中で書いておきましょう。(名前、性別、生年月日、住所、職業、旅券番号、フィリピンでの住所など)
また、このカードは、日本へ帰るときフィリピン空港で出国手続きをするときにも必要ですので、出国持、空港で書く必要があります。 また、フィリピン空港利用税550ペソ(マニラ経由の場合750ペソ)を出国手続きの時に支払いますので、ペソで用意しておいてください。
・通貨
通貨単位はペソで、現在のレートは1ペソが約2.5円です。紙幣は10、20、50、100、500、1000ペソで、100ペソがよくつかわれます。
両替はセブ空港の税関を出たところにありますので、必要な分を円からペソに両替しておきましょう。また、チップなどは20ペソが一般的ですので、20ペソを多少多く持っておくと便利です。
厳格な決まりがあるわけではありませんが、一つの目安としては、空港/ホテルのポーターには荷物1個につき10ペソ。タクシーは料金の10%、レストランでサービス科が含まれていない場合は請求額の5~10%が目安です。
・電気
220Vが一般的ですが、ホテルなどでは110Vのコンセントがあり、日本の電化製品も使えます。
・言語
現地語はセブアノ語ですがマニラのルソン島ではタガログ語が使われており、島により多少異なりますが、英語はほとんどのところで通じます。小学校から英語は使われており、授業は全部英語で行われると言うことです。
日本語はどこに行ってもほとんど通じないと思ったほうが無難です。
・宗教
人口の80%以上が敬虔なクリスチャンで、次にイスラム教、仏教と続きます。歴史的には15世紀ころはイスラム教が全土に広がっていましたが、フェルディナンド・マゼランの上陸後、スペイン軍が占領し、イスラム教を排し、キリスト教を広めていきました。
・気候
セブの気候は基本的には、12月~5月が乾期で、6月~11月が雨季とされていますが、セブでは乾季と雨季の差が少ないのが特徴です。しいて言えば12月~2月は空気が乾いて清々しい、3月~5月は灼熱の太陽を味わえます。
セブでは6月~11月は、オフシーズンでホテルなどもディスカウント料金で利用できるところもあります。
セブ・アクセスと出入国手続き
◆セブ島へのアクセス
おすすめはセブ・マクタン国際航空への直行便です。
往: PR433便(フィリピン航空) 成田発 14:30 セブ着 18:35
復: PR434便(フィリピン航空) セブ発 7:40 成田着 13:25
そのほか、マニラ経由や香港経由などがあります。
◆出入国手続き
・フィリピン入国手続き
行きの飛行機の中で、スチューワーデスから「出入国カード・税関申告書」が配られるので、記入しておき、入国手続きの時に、パスポートと一緒に提出します。
スタンプを押してもらったパスポートを受け取り、預けた荷物を受け取り、通関を出ると、荷物についたタグをチェックするガードマンがいますので、荷物預かりの半券を渡します。
通関を出るとすぐ右側に両替屋が並んでいて、おいでおいでをしてますので、ここで必要な分は両替しておきましょう。ホテルなどでも両替をしてくれるところはありますが、レート条件があまり良くはないようです。
・フィリピン出国手続き
荷物の重量はかなりシビアーにチェックされます。預入荷物は一人20Kgまで、機内持ち込みは10Kg以内です。ダイビング器材は多少ゆるめに見ていくれることもあるそうですが、係官によりますので、器材などはしっかり乾かしてからパッキングするようにしましょう。
また、セキュリティ上液体や刃物はもちろんですが、スティール製の製品はほとんど機内に持ち込めませんので注意してください。私の場合、メッシュバッグをキャリアーで運んでいましたので、そのキャリアーだけを機内に持ち込もうとしたら「No!」ときつく言われました。
重量オーバー分は1キロ2000円の追加料金となります。フィリピン空港のメンバー会員(年会費8000円)になるとオーバー分20Kgまで無料になるサービスもあります。
国際航空に入るといくつかお土産屋さんが並んでいます。お土産を買い忘れたものがある場合はここで買っておきましょう。しかし、市内の価格よりずっと高いので覚悟してください。
ちなみに7Dドライマンゴー(3.5OZS(100g))はSMマーケットでは48ペソでしたが、空港では100ペソでした。
スロープを並んで中に入ると、出国受付カウンターがあり、ここで利用税の550ペソを支払い、同時に「出入国カード・税関申告書」を渡されますので、すぐに記入してください。出国手続きの時、パスポートと搭乗券と一緒に「申告書」も提出する必要があります。
マクタン島近辺 ダイビングツアー(その1)
短期間でセブの海を満喫するプランで行きました。セブ・マクタン島を中心にまるまる2日間6ボートダイブを楽しんできました。
2008.06.26~06.29(3泊4日マクタン島Cebu Marine Beach Resort)
26(木) PR433 成田14:30発 セブ18:35着
27(金) ヒルトゥガン島 2ボートダイブ オランゴ島 1ボートダイブ の計3ダイブ
28(土) ナルスアン島 2ボートダイブ オランゴ島 1ボートダイブ の計3ダイブ
29(日) PR434 セブ7:40発 成田13:25着
成田空港に昼前に集合し、チェックインして軽く食事をしながら、ビールやワインで気分はセブダイビングモード!
飛行機の中で入国カードに記入し1時間時間を戻してセブ時間にして、機内食を食べてワインを飲んで、映画を見ているうちにセブ・マクタン島に到着。(ちなみに、フィリピン空港はビールもワインも料金はいりませんので、遠慮なく頂きました。 )
宿泊はCebu Marine Beach Resortというホテルで、空港から30分程度のところで、広い敷地にプールや海に張り出ている桟橋でリクライニングチェアーでのんびりできるようになっていました。
部屋のクラスはデラックスルームですが、そんなに豪華には見えませんでしたけど、2ベッドルーム、トイレ、シャワー付きで問題はありませんでした。
(写真をクリックすると大きな写真が見れます)
マクタン島でもダイビングはできますが、透明度がいまいちよくないと言うことでしたので、ボートで20~30分くらいの島に行きました。遠征と言うことで6ボートダイブで追加費用が120米ドルでした。
ヒルトゥガン島、オランゴ島、ナルスアン島への海はとても穏やかで、安定の良いバンカーボートでの船旅は快適でした。ショップの人の話によると、今までボートで酔った人を見たことがないと言うのもまんざら嘘ではなさそうでした。
マクタン島近辺 ダイビングツアー(その2)
マクタン島から20~30分できれいな島の海に行けます。今回お世話になったショップはBlue World Collectionというところで、有名なヒルトンホテルの隣にあるスキューバセンターにあります。
(写真をクリックすると大きな写真で見られます)
私たちが宿泊しているホテルから、そのスキューバセンターへは、ジプニーという軽自動車をバスにしたような、窓も扉もない乗り物ですが、天気が良く風もさわやかで、結構快適でした。
でも、地元の人たちはぎゅうぎゅう詰めで乗っていて、後ろには二人程入りきれずぶら下がっている人もいました。
ダイビングセンターからは、バンカーボートと言って、両サイドに竹で作った足が出ていて横揺れのない安定した乗り後心地が得られるようになっています。
これらバンカーボートは現地の人が日本のエンジンなど部品を集めて手作りで作っています。だから、エンジンやハンドルやアクセルレバーを見ると驚きます。私は1級船舶免許を持っていますが、慣れないと運転しづらそうです。
ダイビングセンターを出てフッと後ろを振り返ると、ピンク色のヒルトンホテルの大きな建物がそびえて見えます。その下あたりがダイビングセンターになります。
ですから、ボートでの帰りは、ヒルトンホテルを目指し戻れば簡単に戻れると言うことです。
セブの気温はほとんど一定していて32度くらいで湿度もあるのですが、それほど不快感がなく気分よく過ごせます。とくにダイビングのあとの木陰は、涼しくさえ感じ、とてもさわやかです。
水温もほとんど変わらずで28度でした。透明度は20m~30mと言ったところでしょう。
◆ヒルトゥガン島
ヒルトゥガン島に限らず、この辺の島々はサンゴ礁のあとが隆起してできた島らしく平らな島が多いです。右写真で見ると行き先前方に見える平らな島が、ヒルトゥガン島で、ダイビングポイントはヒルトゥガン・イーストとヒルトゥガン・ウエストになります。
ボートの先端にボートクルーがのんびり座って、穏やかな海を、ダイビングポイントに向かっていく!いい感じですね~(*^^)v
ここもそうですが、私が好きなのは上がりの5m安全停止を兼ねる場所が、明るくてきれいな魚たちがいっぱいで、いろいろなサンゴ礁がとてもきれいで、まるでおとぎの国に来たような、メルヘンチックなかわいらしい世界がとても気持ちがいいです。 (写真をクリックすると大きな写真で見られます)
◆オランゴ島
オランゴ島は「渡り鳥の楽園」で有名だそうです。ダイビングポイントはマクタン島側のサンタロサとバリンと言うところでした。
午前中に2本潜って、いったんダイビングセンターに戻りお昼のお弁当をいただきます。このお弁当が幕の内的なのですが、日本で食べるより日本らしい味付けと盛り付けに驚きました。
とても美味しかったです。味噌汁つきで300ペソですから結構いいお値段には違いませんけど。。。(^_^;)
下の写真は、精一杯大きな口をあけて、目の前を泳ぎまくっている姿は圧巻でした!口をあけている魚の頭だけが光って見えるのが、なんとも奇妙に感じました。
写真の写りがあまり良くないのでわかりづらいのですが、ハナムロかササムロのような気がします。口をあけてない形と尾ひれを見るとそんな気がします。どなたかわかったら教えてください。
◆ナルスアン島
ナルスアン島はヒルトゥガン島の少し先のところにある島です。
ストーンと切り落ちた崖のわきを飛んでいくダイナミックさと、上がり際のサンゴと色とりどりの魚たちの乱舞のコントラストがサイコーにいいですね!