基本20スキル:20.バディ・ブリージング停止位置と移動(与えてともらい手)
バディ・ブリージングとは、一つのセカンド・ステージをバディと交互に使うという方法です。
いつもバディと一緒に行動して、2人ともきちんと準備されたオクトパスなどの予備の空気源を装備していれば、バディ・ブリージングをする必要はないはずです。
しかし、少数の地域ではバディ・ブリージングが標準的なやり方とみなされていることがありますので、スキルをマスターしておく必要があります。
1.バディのところへ行って「空気が無い」と「空気をくれ」のシグナルを出す
2.バディはこのシグナルを見たら、自分が呼吸していたセカンドステージを渡し、受け取ったら2回呼吸します。
このとき、バディはセカンドステージから手を離さず、パージ・ボタンを手で覆わないようにしてマウスピースに近い位置のホースを持ちます。(レギュレータ・クリアのために、パージ・ボタンはいつでも使えるようにします)
3.バディ・ブリージングが始まったら、向き合ってお互いに相手をつかんで身体を安定させます。
バディは右手でセカンド・ステージを持ち、左手で相手のBCDかタンクのストラップをつかみます。
空気をもらう側も、右手で同じように相手をつかみ、左手でセカンド・ステージを自分のところへ持っていきます。
4.息を2回すったら、バディにセカンド・ステージを返します。
絶対に息を止めず、レギュレーターをくわえてない間は「アー」と言う声を出して少しずつ息を吐き続けることを忘れないようにします。
5.バディも2回息を吸い、セカンド・ステージを返します。
お互いに力を抜き、リラックスして一定のリズムで出来るようにしておきます。
6.リズムができたら、バディ・ブリージングをしながら一緒に浮上します。
デモでは、静止状態でバディ・ブリージングをして、次に水底に沿って泳いで、バディ・ブリージングの浮上のシミュレションをすることもあります。
また、このバディ・ブリージングは与えてともらい手の両方を行います。
トラックバック
トラックバックURL:
http://www.hls-j2006.com/mt/mt-tb.cgi/800