基本20スキル:13.水面でウエイトシステムの脱着

水面で緊急事態が起きたら、まず最初は浮力を確保します。通常はBCDに空気を入れて浮力を確保しますが、タンクが空などでそれができない時には、次の手段としてウエイトを捨てます。

また、ハシゴがついていない小さなボートや台の上に登るときなどに、場ずす必要がでてきます。

 

ウエイト・システムのクイックリリースは、ウエイトベルトを右手でバックルを外し、バックルが付いていない側の端を持って体から離します。そうすれば、下に落とすときにベルトがほかの器材に引っかかってしまうことがありません。

練習やデモのときには、本当に下に落とすかどうかはインストラクターの指示に従いますが、実際に落とす場合は、下に誰もいないことを確認してから落とすようにすることです。

 

一体型ウエイト・システムを使っている場合には、それに合ったクイックリリースを行います。(通常は手前に引っ張ればリリースできる形のものが多いです) または、スクーバユニットの脱着でウエイトの脱着を練習したことになります。

 

 

 

ウエイトベルトの装着の仕方には、2種類あります。

第一の方法は、水面にあおむけになり、バックルのついていない側を右手で持って、ベルトをしっかりと腰に当てて、左側へ身体を回転させて水面にうつぶせになります。

そうするとウエイトが腰に乗りますので、ずり上げるようにしてタンクの下へたくしこみ、ウエイトがウエストに均等に位置に乗るようにして、ベルトがねじれてないかを確認し、バックルを締めます。

 

第二の方法は、片手でベルトの両端を持ってベルトがループ状になるようにします。ベルトを腰の後ろ側へ持って行って、あいている方の手を後ろに回してベルトの一歩の端をつかみ、両手でベルトのそれぞれの端をつかむようにします。そのとき、左手はバックル側を持ち、右手はその反対側を持つようにします。

両手でそれぞれの端を持ったら、うつ伏せになってベルトを腰に乗せて、バックルを締めます。

 

これら二つの方法とも、デモができることが必要です。

 

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