基本20スキル:9.エア切れの練習とバックアップ空気源の使用

予備の空気源には基本的に3つのタイプがあります。予備のセカンドステージ(オクトパス)、インフレーター・レギュレーター・タイプの2タイプが一般的ですが、単独で使える予備の空気源としてポニー・ボトルがあります。

どのタイプにせよ、バディの持っている予備の空気源を素早く見つけて確保し、呼吸できなければなりません。

 

3種類の予備の空気源に共通して当てはまる手順は以下のとおりです。

・バディが予備の空気源をどこに持っていて、どのように固定しているか確認する

・ダイビング前にバディと予備の空気源の渡し方の手順を打ち合わせておく。空気を与えるダイバーが相手のダイバーに予備の空気源を渡す場合と、相手のダイバーにメインレギュレーターを渡し、自分が予備の空気源に切り替える場合があります。

 

1.まずバディの注意を引き、「空気が無い」と「空気をくれ」の合図を出す。

2.それを見たバディは、そばへ来てセカンド・ステージのマウスピースを差し出す。

  バディが気がつかない場合は、自分でバディの予備の空気源を見つけて確保する

  予備のレギュレーターをくわえるときは、上下逆さまにしないよう注意する

3.予備の空気源をくわえて呼吸が落ち着いたら、バディとコンタクトをとり、お互いの体を支え合うように、バディのタンクバルブや腕、肩、あるいはBCDに捕まるようにします。

4.呼吸が落ち着いたら、浮上を開始します。

 

 

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