ハマサンゴ保護作戦開始!
徳島県南部の阿南海岸から8Km沖に浮かぶ牟岐(むぎ)大島は周囲8Kmの無人島です。その島の周りは様々な形をしたサンゴがミドリイシサンゴ科やハマサンゴ科など100種類以上も生息しています。もちろんサンゴのそばには、温帯域、亜熱帯、熱帯などの魚が群がっており、スキューバダイビングの人気スポットの一つです。
ここ牟岐大島の海中には、高さ約9メートル、外周約30メートルの西日本最大級の巨大ハマサンゴが生息しています。
しかし近年、水温上昇から、オニヒトデが大型化して数も増えており、サンゴが餌になるなどの影響が危惧(きぐ)されています。今年は国際サンゴ礁年にあたることから、牟岐町の貝の資料館「モラスコむぎ」が中心となり、ハマサンゴの保護作戦を開始しました。