バリ島沖ダイビング事故、船長に禁錮3年6月を求刑
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今年(2014)2月インドネシア・バリ(Bali)島沖で、スキューバダイビングをしていた日本人女性7人が行方不明になり、うち2人が死亡した事故がありました。
急に天候が変化し海面が洗濯機の水流のように流れ出し、ダイバーたちは流されて船長は彼女らを見失いました。
その船長(インドネシア人のアグスティヌス・ブラタ・クスマ(Agustinus Brata Kusuma))は1時間ほど探したそうですが見つからないまま帰ってしまったのです。
現地検察当局は、女性たちを海上に置き去りにしたとして業務上過失致死に問われている船長に対し、禁錮3年6月を求刑した。
アグスティヌス被告は、この女性たちが参加したツアーを企画したバリ島のダイビング会社イエロー・スキューバ(Yellow Scuba)に勤務していて、ダイビングをガイドした二人のインストラクターの古川さおりさんと高橋祥子さん(死亡)とは同僚に当たるのに海に置き去りにするとは許しがたい行為です。
もし、あの時船長が無線なりで海上警察に救助を求めて現場を離れなければ、彼女らは助かったであろうと思うと返す返すも残念です。
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