水中マスク一体型のデジカメがでた!

マスクカメラ01.jpgセンチュリー社から水深20mまで撮影可能なゴーグル一体型デジカメ「アクアショットゴーグル」が発売されました。価格は9800円。

これは、200万画素のCMOSセンサー搭載のデジタルカメラを内蔵した水中ゴーグルで、水深20mの防水仕様で、スキューバーダイビングやシュノーケリング等で水中に潜りながら、目線に近いアングルで静止画や動画の撮影が可能となっています。


ボタンやツマミ等がいっさいなく、操作には付属のマグネット製のマジカルリングを使用します。リングをゴーグル左側の「電源センサー」部分に約2秒間かざすと電源がONになり、電源オンの状態でこのリングをかざすと電源オフになります。

電源ONの状態でゴーグル右側の「録画・撮影センサー」部分に約1秒間かざすと静止画撮影のシャッターが切られます。また、約3秒マスクカメラ03.jpg間かざした場合は録画開始となり、その後に約3秒間かざすと録画が終了する仕組みです。

これら動作は、センサーが感知して反応する際に本体が「ブーン」と振動して知らせるので、確かに出来たかがダイバーに分かります。

このカメラのいいところは、ゴーグル一体型なのでかさばらず、エントリーもエキジットも楽だし、ダイビング中も両手が使えるので楽ですね。

捜査もマジカルリングをかざすだけで、ボタンなどの操作は一切ないのも簡単です。



しかし、ちょっと考えると心配なことがいろいろありそうです。

・水深20mまでと言うのは、かなり限られたダイビングプランになります。

・静止画はマジカルリングを1秒間かざさないとシャッターが切れませんから、撮りたいときに撮れずシャッターチャンスを逃しそうです。

・少し離れた被写体をとるときは、目線の感じでだいたい撮れるかもしれませんが、ちょっと近寄って撮る場合、うまくフレームに入れるには練習が必要そうですし、マクロとまでいかなくてもかなり近寄る、すなわち撮りたい魚などに、顔をグ~~っと近づけレギュからの空気がゴボゴボと音を出すことになり、被写体が逃げちゃうのが心配です。

・動画の撮影も目線でそれなりに撮れたとしても、レギュからの空気がちょうどカメラの横を通って行き、空気音がちょっとノイジーな感じの動画になってしまいそうです。

 

マスクカメラセット.jpgでも、セットで9800円は安いし、ちょっと楽しそうなので、本格映像を狙わないで遊びで使ったら楽しいグッズと思います!



 

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