ドライスーツで思わぬ吹き上げ!

ドライスーツで調子よく快適にダイビングを楽しんでいたそんな時、急にドライスーツの中にエアーが入りっぱなしになった!

バルブが故障してしまったのだろうか?

このままでは浮力がつきすぎて吹上を食らってしまう!

急激な浮上によるエアーエンボリズムなどの潜水障害も心配だ!!

 

●息を吐きながらすばやく対処!!

最近のドライスーツは、ドライスーツ内が一定の圧力以上になると自動的に排気弁からエアーが排出されるようになっているので、あまり吹き上げトラブルはないけど、給気バルブのトラブルでエアーが入りっぱなしというトラブルは有り得ます。

もちろん、ドライスーツだけでなくBCDについても同じことが言えます。

 

とにかく、吹上を食らった場合は、息を吐くことによってエアーエンボリズムを防ぎ、両手両足を広げて、フィンで大きな抵抗を作って、浮上速度を出来るだけ抑えるようにする事です。

 

これが出来ていれば、まずは潜水障害からはまぬがれるでしょう。

 

できれば、浮上中に吹上を食らった原因を取り除こう!

給気バルブの場合は、中圧ホースのコネクターを外しちゃいましょう。

ドライスーツの場合もBCDの場合もです。

 

●メンテナンスをしっかりと!

吹き上げの原因は押してないのに給気バルブがONになってしまっているケースがほとんどです。

これはエキジット後の水洗いが不足して、バルブが塩がみして作動不良をおこしていると考えられます。これを防ぐためには、エキジット後の水洗いを丁寧に行うことです。また、よく乾かしてから専用オイルをちょっとつけてあげると、もう大丈夫です。

 

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