西伊豆・春の黄金崎
今月は、どういう訳か小金崎に2回もダイビングに行ってきました。
1回目は沖縄やグアムの元気な仲間と行ってきました。そのメンバーの2人がイントラですのでセルフのマイペースでダイビングしてきましたが、その日はあまりお目当ての生き物を見つけられませんでした。(^_^;)
2回目のは、Maruruu(まるる)というショップにお願いして平日少人数でダイビングしてきました。若い夫婦の二人で今年から始めたショップですが、二人とも目がいいし、ものすごくいろんなことを知っている大ベテランイントラで、さすがいろいろな珍しい生き物達に合わせてくれました!(^0^)V
(Maruruu(まるる)は残念ながら閉店しました。)黄金崎は、上の写真のように岬の岩が夕日で黄金色に染まるので黄金崎と言うそうです。
写真をクリックすると大きな写真が見れますよ。
デジカメのフラッシュが弱くて写真が少し暗めになっているのが残念ですが、ガマンしてみてください。
水中の透明度は8mくらいで決してよくはありませんでしたが、MaRuRuuのお二人の活躍で充分楽しめました。
その日は、もう一人イントラダイバーのカリスマと言われている「まちゃ」さんが休暇ということで一緒に潜ってくれました。
天気はどちらもサイコーにいい天気で、富士山もしっかり見ることが出来ました。↓
エントリーからしばらく行くと水中に張ってあるロープ沿いに、クロヘリアメフラシの
小型版(5cm)が貝殻の上にのかっていました。↓
この時期の伊豆はクロホシイシモチの子供たちの群れやキンメモドキの子供たちの
群れがいっぱいです。透明度がもっといいとすがすがしく見えるのですけど。。。↓
今日は目のいいイントラと一緒なので、普段、見過ごしてしまうようなものをたくさん
見つけました。サツマカサゴですが、海藻が絡んでよけい分かりづらいですね↓
動くとひれがとてもきれいなキイロですが、一瞬しか見れないので写真に取るのは
至難の業です!
つぎはウミテング。これも見つけづらいし、ウミテングを見れたのは我々にとっては
幸運です。↓
このクモみたいな、エビみたいなのが、ミズヒキガニといってカニなのです。
腕にシロガヤをつけていて外敵から身を守っているようです。シロガヤの刺胞毒は
結構強く、手や腕に付くとすごく腫れて大変な事になるそうです。(^_^;)
↓伊豆ではややまれとされているマトウダイです。おなかの部分に的(マト)のよう
な模様が特徴ですぐ分かりますね。結構警戒心が少ない魚なのか、そ~っと行け
ば比較的近くまで寄れていけます。↓
イントラが、去っていくマトウダイを私たちの方へ誘導してくれました。
まるで、マトウダイの調教師みたいですね。(*^_^*) ↓
これもまた、レア物。こんなに大きなコノハガニは珍しいそうです!鹿の角みたいなのは海藻です。オスとメスでは形が違いますが、これはオスですね。 ↓
↓これは、おなじみのハナハゼです。穴のそばにペアでいたのですが、一匹は穴の中にサッと隠れてしまいましたが、もう一匹のハナハゼは巣穴から僕を遠くに誘導するようにゆっくり僕の前を泳いで、2mくらい来た所で、サッと身をひるがえしてパートナーのいる巣穴にもどっていきました。(いいはなしてすね~(^-^))
↓これもおなじみですが、可愛らしさで人気のミジンベニハゼです。缶からが好きで自分の棲家にしています。ここのミジンベニハゼはダイバー慣れしているのか、缶からちょっと出てきたりして、全身を見せてくれたのですが、残念な事にシャッターを押すタイミングにサッと缶に入ってしまい、写った写真はみんな缶の中でした。(×_×;)
今回はMaRuRuuのお二人とカリスマダイバーのまちゃさんのお陰で、かなり珍しいものをたくさん見れて、幸せでした。西伊豆はダイビングポイントに行くまでの景色もとてもきれいだし、地名もなんとなくいいですよね。黄金崎ってなんかきれい!って言う感じの地名ですしロマンを感じますね。
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黄金崎ロケーションよし!!海中もよしですよね!!ボートポイントもダイナミックですし、マルルツアーで行かれるといいですよ!!東伊豆 北川のソフトコーラル群・群れ・地形どれをとっても面白い北川にもいらしてくださいね。
投稿者南風:2007年06月12日 18:35