水中ビデオカメラの選び方

スキューバダイビングを始めると、陸上ではお目にかかれない綺麗な魚やウミウシ、見たこともないような変わった生き物などいろいろな素晴らしい経験をします。

こんな世界をビデオに摂りたい!と誰でもが思うのが当然と思います。

でも、水中ビデオカメラを見かけると、みんな大掛かりで扱いが大変そう。(^_^;)

 

私も大分前からもっと手軽で簡単に摂れる水中ビデオカメラはないものかと、いろいろと探したものでした。

本体が大きければ、重量も8~10Kg、場合によってはもっと重くなるような水中ビデオカメラではなかなか一般の人は簡単に扱えません。それに、価格もハウジングだけで30万円前後かかってはとても簡単に手は出せませんでした。

でも、最近はビデオカメラ本体も小型化されてきて、高画質が楽しめるようになりました。価格も機能が向上しているのに安くなっています。

ハウジングもいろいろな種類が出てきて、以前はカメラに合わせてオーダーメイドをしていましたが、機能もよく使い勝手のよいのが出てきてます。

そこで、選び方ですが、私のおすすめの考え方を元に選ぶのが楽しいスキューバダイビングが出来るのではないかと思いますので、ご紹介します。

1.出来るだけ、小型軽量を選ぶ

  ・最近のビデオカメラは小型で高機能化しているので、小型で問題ありません。小型であれば重さも軽いので、大変に扱いやすいです。

エントリーやエキジットのときは特に手を使いたいので、そんな時は僕はBCDにカメラをフックでつるして両手を使えるようにしてます。

2.デジタルビデオがおすすめ

  ・ビデオの媒体はハードディスクかDVDかSDカードなどのデジタル媒体がおすすめです。理由は、いろいろありますが、

     -出したい場面をすぐに呼び出せる

     -いらない部分はすぐ削除できる

     -SDカードやDVDなら媒体を取り替えればエンドレスに使える

     -パソコンなどでの編集が楽で、プロ並のタイトルや効果が楽しめる

     -ビデオで摂ったお気に入りのシーンを静止画として取り出すことができる

     -高画質な静止画も同時に使えるカメラとなっている

     

3.アクセサリー

  ・アクセサリーは自分の目的やシーンなどによって決めて行きたいものです。

   -ビデオライト:なくても充分楽しめますが、洞窟やちょっとした岩陰や曇りの日などはほしくなりますね。最近は小型でパワーのあるものが出ています。

   -ストロボ:ビデオしか取らないという人は不要ですが、静止画(カメラ)もとりたい場合は、必要かも。

   -ワイドレンズ、マクロレンズ:やはり表現力のあるシーンをと言う人は必要ですね。

4.パソコン・編集ソフト

 ・せっかく水中ビデオを摂っても、編集できなければ意味ありません。編集ソフトを使って、一つのテーマにあわせたDVD作品にしたいものです。

 編集ソフトも最近のMPEG-4に対応した編集ソフトも出てますし、HDV(ハイビジョン)対応の編集ソフトも出てますので、自分の目的にあわせて選択しましょう。

最初は、ビデオカメラを購入すると一緒に編集ソフトもついてますので、それを使いましょう。

編集に慣れてきて、自分はもうちょっと、こった場面効果を出したいなど要求がハッキリしてから編集ソフトを選びましょう。

これらの事をベースに自分の目的や自分のダイビングスキルや自分のお財布と相談して決めましょう。

一度に全部そろえて使うより、主要な部分だけを先にそろえて、だんだんに充実させていったらいいと思います。

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