gooニュース:ハーバード大教授が「松坂学」研究

 松坂が研究対象となった。

超名門ハーバード大歴史学部のアンドルー・ゴードン学部長(55)がレッドソックスの松坂大輔投手(26)を通じ日米文化の変革を研究することが28日(日本時間29日)、明らかになった。

同教授は「松坂学」研究のため1年間の有給休暇もとっており、今オフにはその成果をまとめた本が出版される予定だ。

 

 ESPNマガジンやスポーツイラストレーテッド誌の表紙を飾るなど、全米の注目の的となっている松坂が、今度は歴史学者の目に留まった。超名門ハーバード大歴史学部の学部長を務めるゴードン教授は「松坂という優れた投手を通して日本と米国の文化を見ていくことができるのは学者として面白いと思った」と説明した。

 研究テーマは「松坂が日米の文化にどんな変革をもたらすか」。松坂の活躍が日本人のメジャーに対する意識の変化、そして米国民から見た日本文化へのイメージの変化を今シーズンじっくりと観察、検証していく。今年1年間は研究のための有給休暇を取ることも決まっており、じっくり腰を据えて取り組むという。

 ゴードン教授は東大、法大に客員教授として招かれ、日本の労使関係や雇用制度をテーマにした本や日本近現代史の著書も出版している日本文化研究の権威だ。その一方で家族5世代にわたる熱狂的なレ軍ファンという一面も持つ。かつては通訳として、モントリオール五輪や、日米の連続試合出場記録保持者、衣笠祥雄氏とカル・リプケン氏の対談にかかわった経験を持つなど、スポーツへの造詣も深い。ファンと学者、両方の立場から研究が進められる。

 「日本文化といえば最近ならトヨタ車や漫画などがクローズアップされるが、松坂という要素が加わったらどう日本文化のイメージが変わるかを見届けたい」とゴードン教授。研究の成果は今秋以降に1冊の本にまとめて出版される予定。ファンだけでなく、世界最高峰の学者も松坂の一挙手一投足に注目している。

 

※gooニュースより引用
詳しくは下記gooニュースをご覧ください。
gooニュース2007年3月30日(金)06:13

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