スキューバダイビングで足がつったぁ!
足がつった経験を持っている人は結構いると思いますが、陸で足がつるのと、海の中とでは、まったく様子が違います。
スキューバダイビング中では、”こんな事で”と思うくらいに、あわてたり、極度に不安になりパニックに陥る人もいます。!
水中では筋肉を伸ばすにも身体を支える地面がないので、ある種のコツがいります。
・まずは、水面にいるときだったら、浮力を確保してから、筋肉を伸ばそう!
どんな時でもそうですが、水面でのトラブルでは、まず浮力を確保することです。
BCDにエアーを入れる!さらに浮力が必要であればウエイトベルトを外す!
このようにして、浮力を確保してから「ふくろはぎ」がつった場合は、フィン先を持って手前に引くようにして「ふくろはぎ」の筋肉を伸ばせば大丈夫です。
「太もも」裏側の筋肉の場合は「ふくろはぎ」の場合と同じようにして、さらにもう片方の手で、膝を押してやるようにするのがいいです。
「太もも」の前の筋肉がつった場合は、ヒザを曲げフィンの根元あたりをお尻につけるようにして引いてあげることです。
いづれの場合も、硬直した筋肉を一度に伸ばすのではなく、ジワジワと何度かに分けて行うのがコツです。
・水中の場合はバディーにサポートを頼もう!
もっともベストは、バディーにサポートしてもらう事です。
そのためには、まずはバディーに足がつった事を知らせることです。
バディーは相手のヒザ辺りを両手でしっかり持って、相手のフィン先を自分の腹部あたりに当て、フィン先を胸部で押すようにして伸ばしてあげることです。
この場合も、ジワリジワリと数回ゆっくりやってあげれば、「ふくろはぎ」の筋肉をほぐせる事でしょう。
とはいっても、ダイビング中は概ねバディーはそばにいないものです。
そんな時は、自分で治すしかないので、周りの状況を把握して、海底ならば身体を安定させて、片手でフィン先を引き、もう片方の手でヒザを押すようにして、徐々に筋肉を伸ばしていけば大丈夫です。
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