ナビゲーションのマル秘テク
スキューバダイビングで難しいのは、自分の思ったところを進んで行き、ちゃんと安全に元に戻ってくることだろう。
スキューバダイビングのショップのガイドやイントラがいる場合は、くっついていれば安心ですが、セルフで潜る場合は自分達でスキューバダイビング・プランを立てて、思いどおりにスキューバダイビング・ツアーを楽しむ必要がある。
何度かスキューバダイビングのガイドに連れられて潜ったことのある場所でも、自分達が先頭で進むと、結構思ったようには行かないものです。
結局は迷子になったり、元のポイントから大きく外れた所に戻ってみたりと言う事になります。
そういうことにならないで、楽しく、安全にダイビングできるようにしておく必要がありますね。
そのためのポイントを整理していきましょう!
1.スキューバダイビング・プランを立てる
スキューバダイビング・プランとは、今日のスキューバダイビング・ポイントの海況や潮の流れ、それからメンバーの体力、スキルなどを考慮に入れて、エントリーポイントからどの方向にコースを取り、どのようなコースで戻ってきて、全体での潜水時間は何分くらいかなど、スキューバダイビングを安全に楽しく行うために計画を立てメンバーと確認しあう事がまず大事な事です。
2.ナチュラルナビゲーションをマスターしよう
スキューバダイビング・プランが立派なものが出来ても、その通りスキューバダイビングできなければ意味がありません。
計画したコース通りに行くようにするには、ナビゲーションスキルが必要です。
その中で、最も重要なのが「ナチュラルナビゲーション」です。
自然にあるものを最大限に利用して自分の位置を知り、コース取りをすることです。
地形、砂紋、潮流、動かない生物、ゴロタ石と砂地、太陽の光、深度、方角などを
しっかり見ていま自分がどの辺にいて、これからどの方向に向かうかなどを決めていきます。
3.コンパスを使いこなそう
透明度抜群のスキューバダイビングは、空を飛んでいる感じで気持ちよく、まわりの地形も良く見えるのでコース取りも楽チンです。
でもいつも透明度のいい状態ではないですね。
曇りで薄暗く、先が見えない透明度の悪いときは、いろんな地形や動かない生物などを目印にしたくても見えないから出来ない。(^_^;)
そんなときに、ダイバーを助けてくれるのはコンパスだ。
海の中では、通りすがりの人もいないし、お店も無いので他人に聞くことは出来ません。
スキューバダイビングは陸にいるときから始まっているのです。
エントリーポイントで方向を確かめておき、エントリーポイントから入ったら、進む方角を確認することから、コンパスワークは始まります。
このように、ナビゲーションスキルはとても役に立つし、面白いので詳細は、別ページで説明しましょう!
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