ボートダイビングの浮上からエキジットまで

ボートダイビングでの浮上は、まわりに目標となる壁などが無くて、ブルーの海だけなので、どのくらいのスピードで浮上しているのか、自分が浮上しているのかそこにとどまっているのか、分かりづらいものです。

 

慣れてくれば、海底までの距離の変化や海面までの距離の変化で、だいたい分かりますし、ダイブコンピュータで水深を見ていれば自分がどういう状態なのかは分かります。

でも、慣れてないうちは、コレは難しいのでロープ伝いに浮上しましょう。

浮上スピードは自分の吐く空気泡の一番小さいのを追い越さない程度で浮上する事です。

合言葉は「追い越し禁止!」です。

 

ドリフトダイビング以外はだいたいボートはアンカーで係留されてますので、そのポイントまで戻る必要があります。

およそ残圧が100を切った頃から、ボートのアンカーロープのほうへ戻るようにしましょう。

浮上はロープ伝いに出来るし、水深5mでの安全停止も楽に出来ます。

 

エキジットは、日本の場合、器材を背負ったまま、ラダーを登ることがおおいので、船のゆれなどで滑り落ちないよう充分注意をする事と、前の人がラダーを上っているときには、真下に行かず少しはなれて順番を待つようにしましょう。

正しいエキジットは、水面でまずウエイトを外し、クルーに渡し、次にBCDを外しクルーにわたす。ラダーにつかまりながら、フィンを外し船にあがる。

こうすれば、楽にエキジットできるし、安全ですね。

 

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