エントリーのコツ(^-^)

エントリー

エントリーには砂浜や岩場から入るビーチエントリーとボートから入るボートエントリーとがあります。

入り方として、ビーチエントリーの場合は
・ビーチエントリー
・ジャイアントストライドエントリー
・フィートトゥキャザーエントリー があり

ボートエントリーの場合は
・シッティングバックロールエントリー
・ジャイアントストライドエントリー が多く用いられる。

その場と自分の状況に応じて、安全に確実に海中に入れる方法を使いましょう!

どの方法を使うかの判断は
1.足場がいいところなのか、揺れるボートのように不安定な所か。
2.海面までの高さがあるのか、ないのか。
で決めます。

 

また、入水するときには安全確認をしましょう。

・岩場などでは、そこは波がもっとも静かな所なのか
・飛び込む場合は、水深が充分にあり、隠れた岩など無いか
・着水地点に他のダイバーはいないか
・水中での集合場所は確認できているか
そして、エントリーしたら、ただちに次のダイバーがエントリーできるように

移動する気配りが必要ですね。(^-^)

  

ビーチエントリー

水深が徐々に深くなっていくような砂浜や岩場で使われるエントリー方法です。
腰の辺りまでの深さまで入り、バディの肩などにつかまってフィンをはき、

そのまま静かに腰を沈めるようにして泳ぎだすやり方です。

 

波のあるところや砂が軟らかくて足がめり込むような場所では、バディ同志で向かい合い、

お互いの肩を組んだまま歩調をあわせながら横にカニ歩きするのがコツです。

 

安全のための基本事項として
1.一歩でも水に入るときは必ずマスクを装着しておく
2.スノーケルまたはレギュレーターをくわえ、呼吸源を確保しておく
3.BDCに若干のエアーを入れて最低限の浮力を確保しておく事

 

ジャイアントストライドエントリー

このエントリー方法は、岩場や防波堤、ボートのラダーステップなど、足場がしっかりとしていて、

海面までの高さが1m前後の場所からエントリーする場合に良く使われます。

 

コツは左腕でゲージやオクトパスのホース類を抱き込むようにし、

マスクとレギュレータを左手のひらで軽く押さえて、

足を一歩前に踏み出すようにしてエントリーしましょう。
BCDには少しエアーを入れて、着水と同時に足を閉じ、深く沈みこまないようにします。

 

フィートトゥキャザーエントリー

ジャイアントストライドエントリーと途中までは同じですが、

着水のときに足を開かないで足を閉じてフィンの裏側で着水のショックを和らげるやり方です。

 

ジャイアントストライドエントリーのように足を前後に開いてはいると

高さがある場合、入水と同時に足をもっていかれ、腿などの筋肉を傷める場合がありますので

注意しましょう!

 

足場もよく海面までの高さが2m以上あるような、やや高さのある岩場や

大型のダイビングボートなどからエントリーする場合に使われます。

  

シッティングバックロールエントリー

ゆれるボートなどの上から安全にエントリーできる方法です。

 
やり方は、器材の全てを装着し、船べりに腰掛て、
自分の落ちるあたりに他のダイバーやサンゴの浅瀬がないかの安全確認をして、
BCDに軽くエアーをいれて、マスクやレギュレータを軽く抑えて
もう一度安全確認を行い、腰を船べりの外側にずらしながら後ろへ倒れこむ。

 

いろいろなエントリー方法をお話しましたが、どれも難しい事は無いので

そのとき、その場所にあったやり方で安全にエントリーしましょう。(*^_^*)

 

どんなエントリーでも、大事なのは入水場所に障害物など無いなど安全確認を忘れないでください。

 

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